オール電化にする方法とあれば便利な機器類の設置で災害時も安心

最終更新日 2024年10月31日

⒈エスコシステムズ監修!オール電化にすることのメリット

オール電化住宅が登場してから久しくなりますが、以前はガスコンロをIH式コンロに変える方法や、ストーブや給湯器を電気式に交換することが普通の範囲でした。

今でも行われている方法ではありますが、新築で建てる一軒家などの場合は、最初から完全なオール電化に設計することも多く、その範囲は非常に広がっています。

石油式のストーブや給湯器、ガス式の給湯器やコンロを使用している住宅の場合、それぞれ異なる会社と契約していることが多く、ガスの場合は基本料金が発生することが多いものです。

全ての燃料系を電気に一本化するだけでも光熱費用は下げることができると考えられ、余計な基本料金が掛からないことで家計の負担を軽減できることに魅力を感じるものではないでしょうか。

しかし、電気料金は決して安くはなく、普通に消費していると電気料金はもちろん高額になります。

そこでオール電化住宅に求められる方法では、できるだけ消費電力の少ない設備を整えることだと、エコ事業に取り組んでいるエスコシステムズは解説しています。

参考>>エスコシステムズのESCO事業、サービスの特徴、評判をご紹介!

照明器具を全てLEDに交換する方法であれば、電気料金を大幅にカットすることに成功します。

その他では住宅内で利用している家電製品を最新式に買い替えを行い、消費電力の少ないエコ家電を利用する方法も知られるようになりました。

節電を意識した生活環境を整えることと、節電に向けた行動を実践することも最大限に効果を発揮させられる内容がいくつかあります。

 

⒉光熱費を抑えるために住宅関連の見直しも必要

環境では窓ガラスに注目したいことがあり、寒冷地向けのペアガラスなどを利用していない住宅であれば、内窓を設置する工事もおすすめです。

内窓はどのようなサイズの窓ガラスにも対応させることができ、専門工事店に依頼をすると1日で工事を済ませられる範囲です。

内窓の設置により外気が室内に入り込まないことと、内気を外に逃がさない効果を得られるので、必然的に暖房機器やエアコンの使用を少なくできる便利な設備です。

断熱に優れていない住宅の場合は、内窓だけでは断熱効果が弱いかもしれません。

薄い外壁で構成されている住宅では、重ね張り工法でサイディングを施工する方法も断熱効果はかなり上げられます。

サイディングの場合では薄い素材ながらも内側に断熱材が入れられた種類があるので、既存の外壁を壊さずにリーズナブルにリフォームする際には便利な工法です。

給湯器、コンロ、ストーブ等を全て電気式に交換することと同時に、家中を高断熱にすることで消費電力を抑えることができますが、あればもっと効果的な機器類というものも存在しています。

最も効果が高いものはソーラーシステムを搭載する方法です。

通常は屋根の上にパネルを設置する方法になり、お住いの住宅の地域により適切なパネルの角度や方向は変わります。

有名メーカー品のソーラーパネルであれば長期保証を行っている施工店も見つけることができるので、きちんとした会社選びをすることと、発電可能な電力量を前もって調査することも欠かせません。

ソーラーパネルの設置は工事費が高くなるのでゆとりある発電量に設定することが望ましい方法です。

後からパネルを追加するような工事を希望した際には、再度高額な費用が掛かるので、ゆとりを持たせることは非常に大切と判断できます。

 

⒊設備の充実化はいざという時にも安心

以前はソーラーパネルを設置して、住宅内で電気を使えるようにするだけでしたが、新しい機器類には蓄電池の存在も大きなものがあります。

蓄電池を同時に購入をして住宅周りの邪魔にならない位置に設置しておくと、パネル側で発電できた電気の内、余剰電力をためておくことが可能です。

この設備機器はかなり魅力的な存在になり、いつでも蓄電池に電気をためておくことにより、台風被害や地震被害でお住いのエリアが停電してしまっても、蓄電池からの電気を使うことができます。

災害は実際に国内では多発していて、水道の次に無くなっては困るものです。

停電が長引いた際にもソーラーパネルと蓄電池があれば、夜間に消費した電力は日中に自動的に発電されるので、永続的に電気を使うことができる夢のようなシステムです。

オール電化住宅は簡単な機器類だけをターゲットにして変えることも間違いではありませんが、 将来的な長いプランで考えた際には、やはりソーラーシステムは設置しておいて後から後悔することは極めて少ない機材 です。

お住いや家族構成により違いはありますが、ソーラーパネルを設置した後には、6年程度の期間で元が取れたという事例も多く、たとえ10年間が掛かったとしても持ち家の場合は損はしません。

設備を充実化させて住環境の断熱性を上げた後には、生活の見直しを行い節電を意識した行動を積極的に取ることでオール電化住宅をお得に感じることができます。

各家電製品の待機電力を減らすことは勿論ですが、無駄に明るくしない照明、無駄に家電製品を付けっぱなしにしない行動は当然です。

屋外設置などの小さなライト系照明を必要とする際には、コンパクト型のソーラーセンサーライトを購入することも推奨できます。